将来のお金の流れをわかりやすくまとめたもの。
収入や支出、貯蓄がどう変わっていくかを時系列で見られるので、
「この頃ちょっとお金が足りなくなりそう…」といった不安にも早めに気づけます。
キャッシュフロー表の作成は、FPが身につけておきたい基本スキルのひとつ。
試験で必ず出てくるので、しっかり練習して得点源にしましょう!
問題
下記は、島田家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。
このキャッシュフロー表の空欄(ア)にあてはまる数値を計算しなさい。
・計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用すること。
・計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
日本FP協会 FP2級実技試験(資産設計提案業務・2025年公表分) 問28を加工して作成

※給与収入は可処分所得で記載している。
※記載されている数値は正しいものとする。また、問題作成の都合上、一部を空欄としている。
解答・解説
(ア) 464万円(万円未満を四捨五入)
何を求められているか確認しよう
(ア)は、島田正人さんの3年後の給与収入です。

島田家のキャッシュフロー表より、給与収入(本人)の変動率は「1%」で計算します。
変動率は、収入を予測するときに、将来の昇給を見込んで設定する増加率です。
例)島田さんの現在の給与:450万円 変動率:1%の場合
1年後には、現在の収入の1.01倍に増えます。
(元の数値:1倍、変動分:元の数値の0.01倍)
・変動分:450万円×変動率1%(0.01)=4万5千円
・1年後の収入:現在の収入450万円+変動分4万5千円=454万5千円
まとめて計算すると
・現在の収入450万円×(1+変動率0.01)=450万円×1.01=454.5万円≒455万円
n年後の収入=現在の収入×(1+変動率)n
キャッシュフロー表より、島田さんの現在の収入は450万円、変動率は1%
計算してみよう
- 1年後=450万円×1.01=454.5
- 2年後=454.5万円×1.01=459.045万円
- 3年後=459.045万円×1.01=463.635万円≒464万円
途中で端数処理しないので、450×1.01×1.01×1.01と計算しましょう。

CBT試験方式(パソコン)で計算するときの注意点
実は、FPのCBT試験方式では、試験会場に電卓が持ち込めません。
パソコンに表示される電卓は使えますが、本当に最低限の機能しかありません。一時記録できるメモリー機能や%[パーセント]さえないですからね…
よく参考書で紹介されている方法は使えないので注意してください!
例)3年後の収入 450万円×1.013を電卓で計算する
CBT試験方式での電卓でも、べき乗計算はできます。ただ[×1.01]を3回入力するのと、手間はそれ程変わらない…
1.01の4乗を計算する場合は 1.01[×]1.01[=][=][=] となります。
SHARPの電卓はCBT試験の電卓と同じ動作になるので、確認してみてください!
パソコンやスマホの電卓アプリなどで、事前に練習しておきましょう!
まとめ
3年後の収入=現在の収入450万円×(1+変動率0.01)3
島田さんの現在の給与収入:450万円×1.01×1.01×1.01=463.63545
最後に万円未満を四捨五入して464万円
おつかれさまでした!
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