ある一定時点で、財産や借金がいくらあるかを一覧表にしたものです。
バランス(Balance)=「残高」
例) 伊藤家の3月31日時点のバランスシート
| 資産 | 負債 | ||
| 普通預金 | 100万円 | 自動車ローン | 100万円 |
| 株式 | 200万円 | ||
| 自動車 | 200万円 | 純資産 | 400万円 |
| 資産合計 | 500万円 | 負債・純資産合計 | 500万円 |
保有する財産は「資産」、借金や未払代金など支払いが必要なものは「負債」に分類します。「資産」と「負債」の差額は「純資産」といいます。
FPは、作成したバランスシートを基に、相談者の家計に問題がないかどうか診断します。
生活に困らない程度の貯蓄ができているか? 株式など投資性の資産が多過ぎないか? 住宅ローンなどの借り入れが負担になっていないか? などですね。
ただ、FP試験ではひき算するだけなので、むずかしく考え過ぎなくても大丈夫。
まずは、資産・負債・純資産の3つの分類を覚えておきましょう!
問題
山本家の現時点での資産および負債は下記<資料>のとおりである。
<資料>に基づく山本家の「純資産」を計算しなさい。
日本FP協会 FP3級実技試験(資産設計提案業務・2025年公表分) 問3を加工して作成


純資産=資産合計:6,250万円-負債合計:3,200万円=3,050万円

用語を確認しよう
資産(保有財産)

資産は、ある時点で保有している財産のこと。
預金や投資信託、車、不動産などです。
他にも請求したらお金がもらえるものも含みますので、アパートを借りる時の敷金や、掛け捨て型ではない生命保険を解約したときに支払われる解約返戻金相当額も、現時点の財産と考えます。
負債(=支払いが必要なもの)

請求したらお金がもらえる「資産」とは逆。
「負債」は請求されたら、支払いをしないといけないものです。
住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードで支払った代金、奨学金、その他の借入などがあります。
純資産は資産と負債の差額
どんなにたくさんの資産を保有していても、負債がある場合は支払いをしなければいけません。
保有財産を換金して、負債をすべて払ったときに残るのが、本当の意味で保有している「純資産」です。

山本家には6,250万円の資産がありますが、同時に住宅ローンの支払いが3,200万円残っています。住宅ローンをすべて返済したときに残る金額(純資産)は、資産と負債の差額の3,050万円です。
まとめ

資産合計:6,250万円-負債合計:3,200万円=純資産:3,050万円
なお、バランスシートをつくるときは、表を左右に分けて、左側に「資産」、右側(上)に「負債」、右側(下)に「純資産」を表示します。
資産-負債=純資産 なので、資産=負債+純資産。必ず左右の合計は一致します。
純資産=資産合計-負債合計
おつかれさまでした!
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