キャッシュフロー表を作ろう(4) 4年後、生活費の負担はいくら増えている?

FP過去問実践
キャッシュフロー表とは

将来のお金の流れをわかりやすくまとめたもの。
収入や支出、貯蓄がどう変わっていくかを時系列で見られるので、
「この頃ちょっとお金が足りなくなりそう…」といった不安にも早めに気づけます。

キャッシュフロー表の作成は、FPが身につけておきたい基本スキルのひとつ。
試験で必ず出てくるので、しっかり練習して得点源にしましょう!

問題

下記は、永井家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。
このキャッシュフロー表の空欄(イ)にあてはまる数値を計算しなさい。

・計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用すること。

・計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
日本FP協会 FP2級実技試験(資産設計提案業務)2025年1月実施 問24を加工して作成

※記載されている数値は正しいものとする。また、問題作成の都合上、一部を空欄としている

解答・解説

(イ) 274万円(万円未満を四捨五入)

何を求められているか確認しよう

(イ)は、永井家の4年後の基本生活費の金額です。

永井家のキャッシュフロー表より、金融資産残高の変動率は「2%」で計算します。

変動率を使った基本生活費の計算方法

生活費などの将来の支出額を予測するときは、物価の上昇を考慮して変動率を設定します。

例)永井家のその他の支出:50万円 変動率:2%
1年後には、現在の支出の1.02倍に増えます。
(元の数値:1倍、変動分:元の数値の0.02倍)

・変動分:50万円×変動率2%(0.02)=1万円
・1年後の支出額:現在50万円+変動分1万円=51万円

まとめて計算すると
・50万円×(1+変動率0.02)=50万円×1.02=51万円

さらに1年後には、51万円×1.02≒52万円 と負担が増えていきます。

計算してみよう

現在の基本生活費は、253万円です。変動率は2%で計算します。

 n年後の生活費=基準年の金額×(1+変動率)

253万円×(1.02)4=273.855…万円≒274万円(万円未満四捨五入)

まとめ

おつかれさまでした!

FPのCBT試験方式(パソコン受験)では、会場に電卓は持ち込めません。CBT試験用の電卓の計算方法も練習しておきましょう!

  1. 253[×]1.02[×]1.02[×]1.02[×]1.02[=]
  2. 1.02[×]1.02[=][=][=][×]253[=]
    ※②の方法は、CASIOなど一部の電卓では使えません
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